事故で横浜市立大学附属市民総合医療センターに運び込まれた時の話

以前、車に跳ねられて気づいたら横浜市立大学附属市民総合医療センターの集中治療室に入ったことがありました。
怪我自体は頭をアスファルトでギザギザに切ったのが一番酷いもので、他には擦り傷や打撲、頭痛と腰と足の関節が痛むくらいで、重傷と言うほどではありませんでした。
集中治療室のベッドは柔らかく看護師さんが体を拭いたり髭を剃ってくれたりと至れり尽くせりで、貼り付けられた電極や差し込まれた管さえ気にしなければ居心地が良かったです。このまましばらく入院していても良いかななどと暢気に考えていました。
入院初日。
医者から簡単な話を聞き、食事をすることもなく、夜が来て眠りにつきます。ちなみに、面会謝絶状態だったのでお見舞いはありませんでした。
目をつむりぼうっとしていると、眠たくなくても眠りに落ちはじめます。そして眠りに落ちたそのとき、ベッドの隣に設置されている大きな機械からアラートが鳴り響きました。
けたたましい大音量ではありませんが、眠りを妨げるには充分です。
すぐに看護師さんがやってきて異常はなかいかと尋ね、私が「なにもない」と答えると機械を弄って音を止めて部屋を出て行きました。
なんだったのだろうと思いつつ、また目をつむります。しばらくして眠りに落ちると、またアラートが鳴りました。
そして、それが何度も何度も繰り返されました。
機械の数値を見る限り、どうやら心拍数が落ちてくるとアラートが鳴りだすようでした。
最初は、アラートが鳴るのを珍しく思い楽しんでいた私でしたが、3回4回とつづくと呼び出される看護師さんに悪い気がしてきて「アラートを止めっぱなしにしてもらえないでしょうか」と言ってみたのですが、看護師さんは困った顔で首を振るだけでした。
ちなみに「看護師さんに悪い気が……」という余裕があったのは初日まででした。
二日目。
夜に眠れなかったので昼寝をしようとすると、医師や看護師さんが尋ねてきて起こされます。部屋も明るく全体的な雰囲気が眠りにくいです。
医師に昨晩のアラートのことを相談しても、アラートを止めるのは無理だと言われました。
夜が来て、また眠りにつこうとするとアラームが鳴りってたたき起こされます。看護師さんは私が目をつむったままでいると、話しかけずアラームだけ止めて帰って行きます。心拍数を計っているであろう電極を体から取り外したりもしましたが、取り外した瞬間にアラームが鳴って看護師さんがやってきます。
私自身、2日3日の貫徹は経験があります。ですが、眠りに落ちる度にすぐに起こされるというのが、これほど苦しいとは思いませんでした。まるで拷問を受けているようで、気が狂いそうでした。
三日目。
医師は尋ねてこなかったので、看護師さんにどうにかしてアラームが鳴らないようにしてもらえないかと何度も頼み込みましたが、自分たちにはどうすることもできないとのことでした。それなら普通の部屋に移動させてくれと頼むと、それは医師が判断すると言われました。では医師に合わせてくれと言うと、明日巡回に来るからそれまで待って欲しいとのこと。
その夜は、眠らずに起きておこうとしたのですが、真っ暗な部屋でベッドに横たわり、さらに睡眠不足の状態ではついうとうとしてしまいます。そして、眠ってしまうとアラートにたたき起こされます。拷問はその夜もつづきました。
そして四日目。
部屋を訪れた医師に泣きながら別に部屋に移動するか退院させて欲しいと懇願したところ、なんとかその日の内に一般病棟に移してもらうことができました。さらに2,3日は覚悟していたのですが、おそらく看護師のほうからも医師に話が通っていたのでしょう。
その夜は、久しぶりにぐっすりと眠ることができました。
正直、集中治療室は二度とごめんです。でもやさしい看護師さんには体を拭いてもらいたいです。
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